一月二十五日。

帽子、手袋、ウールの靴下。
枝葉に積もった雪と同じように、
ひとのかたちも
もこもこと抽象化されています。
三枚四枚と着重ねたときの動きって、
意識と動作の間に 空気を孕んでいる分
どこかコミカルで、可愛いらしくて、
比喩的な意味でも
わたしたちの緩衝材になってくれている気がします。
新潟は土曜日から雪が降り続き、
今朝はこんもりと白くなりました。
濡れても、転んでも、
まあいいかと思えるのは、
家に帰れば雨雪がしのげる あたたかな寝床があるからです。
意識にも上らないくらいの揺るぎない安心感が
雪の美しさをいっそう際立たせています。
有相無相問わず、
自分のなかにそういう拠り所があったら
どんなにいいだろうとおもいます。
いつでもどこでも
濡れることをいとわずにいられたら。