泳ぐ、くらげと。

 








来る波は とわとわと

限りがないように見えるけれど、

音や、光や、肌で感じるかたちのないなにかが

夏のおわりを告げています。


いつまでもあるようにみえる

いつまでもないことを、

時々気づかないふりをして 

おどけたり、ふざけたり、ふーんという顔をしながら暮らしています。


また夏が行ってしまうさびしさを抱きしめながら

およぐ、くらげと。