変化のなかで。

畑にはお盆の名残りが。

にいがたでは早稲品種の稲刈りがはじまり、

朝夕は秋の匂いがしています。

とはいえ、草木はまだまだ緑色が旺盛で

さまざまな段階の夏模様と

たくさんの種類の秋模様とが混在しています。

わたしのからだもおおきな変わり目に立っているようです。

昨朝、普段は開けない

調味料棚の向こう側の窓をあけたところで

ふわっと気持ちのいい風がふいたので、

ずっとやりたかったキッチンの模様替えを思いたちました。

いちばんにやりたかった、大型の冷蔵庫の移動を試みているところで

よいしょと同時に

あれれというまに

動けなくなってしまって、

どうやらぎっくり腰を起こしてしまったようなのです。

しまったとおもって

立ち上がろうにも立ち上がれず、

悶えながらも頭のなかをめぐったのは、

ちょうどこのところ

心に引っかかっていた出来事と、

そのことに試行錯誤していたいろいろのこと。

そのもやもやをリセットするための運動性のきっかけを

身体が欲していたようにも感じて

こころとからだはほんとうに繋がっているのだなと想いが巡りました。

思いかえせば、いくつもの偶然が在るだけなのに

そこにはまるでおおきな意思が在るような、

なにかに突き動かされるようにやさしさに向かっている

必然のような気がしてしまうのです。

この痛みも含めて治癒の一部だとおもうからです。

クラスをご予約くださっていたみなさまにはご迷惑をおかけいたしました。

幸い、普段の練習の甲斐もあり

ぐっと熱を出せる体力があり、

身体も一度機にゆるんで順調に快方に向かっています。

こころも透きっとしています。

思いがけずぽっかりと

寝ているだけのお休みをいただき、

DVDを見たり、お手紙を書いたりして過ごしています。

偶然と言ってしまえばそれまでですが、

人との出会いも不思議さに満ちていますね。

みなさまが変化のなかでおだやかに

やすらかでありますように。