すぎ花粉は使者かもしれない。



昔の私ならあわてて否定していたところですが、

最近は 春の身体の排泄を 

すぎ花粉が手伝ってくれているように感じるときがあります。


くしゃみをする度に自動でアジャストされる背骨と、鼻水による水毒の排出。

眼から涙が出て、皮膚は排泄器官として新しい目覚めを誘っています。

スリランカで受けたトリートメントもまた

人間の機能と植物の働きが合わさった 自然の恩恵そのものだったからです。

鼻からオイルを吸い込んで吐き出したり、

ハーブを炊いた木箱に顔を入れて これでもかと鼻水を誘いだしたりしました。



花粉の季節は人間生活にとって不都合なことも多いけれど、

その価値観からふと降りてみたとき

そこにもっと大きなサイクルが、大きな視点が在るような気がしています。

身体のひずみや溜まっているものを"出せる"体力があるなら

その計らいにゆだねてみるのもいいなあと最近は思っています。


以前、瞑想旅で来てくれたじゅんたさんといっこさんとキャンプをした時。

煙にまかれて涙と鼻水を流していたら

「焚き火デトックスですね」とほほえむふたりのことを思い出しました。







Comments