去りゆく十月。







gear終了に伴う教室の移動準備と並行して

この一ヶ月間、訳あってボランティアの仕事をさせていただいていました。

二年前にも一度やらせていただいた事があるお仕事で

なかなか大変ですが、良い社会勉強になりました。


二年前は「この仕事に対するベストアンサーはなにか」と随分考えさせられて

心身ともに疲労困ぱいで帰ったのをよく覚えています。

二年経って、今随分穏やかな気持ちで帰路につく私がいました。

頂きものの野菜に果物、おせんべいを両手に抱えて。



慌ただしくなんとなく落ち着かない日々のなか

実家のばあちゃんが、再び入院しました。

大好きな人が少しずつ過去をわすれ、

私のこともわからなくなっていくのは本当にさびしいけれど

ばあちゃんが最期までしあわせで、穏やかでありますように。



時々こうして、一箱におさまりきらない課題のプレゼントが

いっぺんに山もりになることがあるから、

運命にはぎょっとします。



あらあらと十月は過ぎ

ボランティアもひと段落。

そして、10/27をもちましてgear最後のクラスを終了いたしました。

gearに出会って下さったみなさま、本当にありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。



色づいた街路樹を見上げて

二度と巡らない2018年の秋を、ぱりぱり踏みしめています。

目に見えない自分の成長に対する小さなよろこびと、

大好きな人たちと大好きな場所で過ごせる時間の有限、

色とりどりが

十月の一箱にぎゅっと詰まっていました。



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