七年。



冬の風景がすきです。

雪国に生まれたことを誇りにおもっています。

内向する愛おしい季節に

先日のお休みは、ひとり一日瞑想会をしました。

あらかじめ炊いておいたご飯とスープを簡単な昼食にして

朝から夕方まで坐りました。



これまでわたしはなんの疑問もなく

よいことを渇望し、わるいことを嫌悪してきました。

生きることは反応を繰り返すことであり、

そうでなければ歯をくいしばってがまんする。

じんせいってままならないなあと思っていたのです。


めいそうをしたからといって

日々のたくさんさは無くなりませんでしたが、

"ただ観る"という選択肢は

今まで見逃していた新しい視点をわたしにもたらし、

この小さな芽を自分の内に育てたいと思って七年目になります。

きょうも、渇望と嫌悪と平静のあわいを行ったり来たりしながら、

必然の海を漂っています。


毎朝、純粋なわくわくとともに目覚め、

毎夜、心の底からの安心感のなかで眠りにつく。

時々起こる刺激的なものごとをたのしんで

夢のような現実を生きたいです。

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