家族。
ふくざつに折り目をつけながら
私もいよいよばあちゃんの血を継いでいるな
と思いがよぎりました。
ばあちゃんは昔からまめな人で
季節の手仕事をする姿をとなりで見ていました。
最近では小さい折り紙をさらに四等分して
極小の鶴を何千羽も折っては人にあげています。
家族のくせというのは
思いもよらないところに現れるもので
おきまりの冗談や、へんなかけ声みたいなものも無意識に刷り込まれて
何十年後私も口にしている可能性大です。
「よいでねえなあ」
私の仕事ぶりを見て母が笑っています。
「容易でない、時間がかかる」という意味です。
畑仕事も人生も、
まだまだままなりませんが楽しくやっています。
今日は、あやめ、なでしこ、えんどう豆、バウムクーヘン、
スナップえんどう、あさつき、きゅうりを収穫して
ほくほくの気持ちで帰路につきました。
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