「透明な心で」。
みなさまいかがお過ごしですか?
私は元気です。
水っぽい雪を踏みしめ、冷たく澄んだ空気を吸い込んで、
年末年始は家族と、おせちにお雑煮、海老フライと手巻き寿司を食べました。
家にじいちゃんは居ないけど、今はどこにも居るなあと思います。
添えられていたのは、ブッダガヤの菩提樹の葉。
透きとおった水晶の底には
銀色の鉱物の柱がいくつも光っていました。
マダガスカルの野生のシルクで織られていて
亡くなった人の遺体を包むためのものだそうです。
志都さんにとって"大切な布" だとお手紙に書いてありました。
「死をきちんと抱きしめることができたら 生きることが光る」。
手紙の向こうに
じいちゃんや私の安らぎを
自分のことのように想ってくれる人が居ることに
涙がぼろぼろこぼれました。
時間がかかっても、よたついても、一歩ずつ味わいながら
生きたい方向へ進まれますように。
今年の金賞は「みんな仲よく」に決まりました!
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