いのちの窓。






「蒸し海老ありますか?」

「ありますよ!」


甥っ子と姪っ子が

玄関先でお寿司屋さんを開いていたので握ってもらいました。

おいしかったなあ。

指のあいだから砂がこぼれおちるように、

とどめておきたい愛おしい時間はさらさら流れて。


「フルーツポンチありますか?」

「ありますよ!」。







志都さんちに行ってからというもの、

私もできるところからこつこつ家の中を見直しています。

引っ越してから半年がすぎて、

元々置いてある家具や道具と折り合いをはかりながら、

暮らしを楽しんでいます。


私たちは遺伝子で生まれながらに決まっている部分も多いけど

それ以上に生活習慣や環境が自身に与える影響は大きいなあと感じます。

いのちがのびやかに それを全うできるように

丁寧に、謙虚に暮らす。

家の中を整えることは、身体を整えることと同じくらい大事だなと思います。


“暮らしが仕事  仕事が暮らし”。河井寛次郎


仙台 志都さんのキッチンにて。



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