つぎ、とまります。
つくばの風太といっこさん。
友だちが久しぶりに電話をくれて、気づくと二時間半経っていました。
なんとなく、体のなかに流れる時間の速度が似ていて
一緒に居て、話していて心地いいひとです。
むかしは人見知りがコンプレックスで、人付き合いの場面で
すぐに打ち解けられる瞬発力にとても憧れていました。
元々自分が持っている性質と、
理想とか世の中の価値観とかの溝に生じる葛藤は、みんな色々あると思うけれど
自分のなかに在る劣等感を見つめるとき
常識や前提そのものを疑ってみるのもひとつだと思います。
「とまります」ボタンをおして、その思い込みから降りてみると
これまで見えなかった新しい景色が見えてきたりするものです。
それ以来、だれかと仲良くなりたいときほどゆっくり
積極的に時間をかけることに決めています。
自分の価値観を大事にするように、相手の価値観も敬う。
人の人生を生きることは出来ないので、折り合いがつかないことや
希望に添えないときもあるけれど、
そういう時は自分の出来ることで相手の存在そのものを気遣う努力をしています。
もちろんそのまま疎遠になってしまう人もいるけれど、
その逆もまた然り。人とひとにも続きがあります。
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