過去をそうぞうする。
ミャンマーの思い出。猫達。
昔栄えた山の天辺はいま遺跡となり、
少女はミイラになって ショーケースの中で眠っています。
すでに起きたこと、
その事実は変わらず 確かに今を造っていますが、
ほんの三十数年の私の思い出でさえ
それを証明する私の記憶、人、物、それらが全てなくなった時には、
なかったことと同じになってしまうのだから不思議です。
過去って曖昧なものだなと思います。
未来と同じように、過去をそうぞうするって夢があるなと思いました。
われらかって
魚なりし頃
かたらひし
藻の陰に似る
ゆふぐれ来たる
" 私たちがかつて魚だった頃、ゆれる藻の陰で語り合った
今日の夕暮れは、あの頃の感じに似ていますね"
水原紫苑
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