山形観光まとめ。
使い古されて、角がとれたものの格好良さに憧れています。
古い旅館の柱や床は丁寧に手入れがされていて、
和紙を透かした柔らかいあかりとよく馴染んでいました。
イサムノグチさんと誕生日が同じことをほこらしく思っています。
肘折温泉は昔ながらの湯治場で
朝はお母さん達の市が開かれ、自炊する人はここで買い物。
山菜はもちろん 珍しい野菜、山で採れたサルノコシカケや漢方も並んでいました。
美術館のような佇まいは、寒河江市役所です。
黒川紀章さんの初期の建築物で、
床や、各種用紙を記入するテーブル、何気無く佇んでいる椅子までモダンです。
中央のオブジェと扉の取っ手は岡本太郎氏。
実際ここにある営み、人々が行き来し、寒河江市民の生活を支えた時間が
さらにこの建物を格好よくしている気がしました。
市役所で働く方が優しい方ばかりで、「見学させて下さい」と声をかけたら
快く案内して下さいました。
楽しい旅はあっという間。
昨日無事に帰宅いたしました。おしまい。
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