開いているということは。
実家に帰ってきました。
田んぼの土は柔らかく鋤き起こされて、田植えの支度が始まっています。
帰ると、ばあちゃんがいつも「だーら(誰)?」と私をからかって
「ゆかりだよ」ってこたつにもぐるのが一連の流れです。
じいちゃんばあちゃんは甘い物が好物で
話している間にお土産のシュークリーム(小さめ)を二個づつ平らげていました。
一人暮らしを始めたのが八年前で
私にとって、只の家のおにぎりが特別だったと気づいたのはの家を出てからです。
当たり前ってないんだなと思いました。
目を見て話が出来る事、声が返ってくる事、おにぎりが美味しい事、
何気なく側にあるものの価値にいつも心を開いていたいです。
私が開いて居られたら、いとおしいものは何処にでも
おにぎりの一つのなかにも在ったからです。
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