只見川。
写真では全然伝わりませんが、かなり大きな川です。
あんまり流れがなくて、立派な湖がずーっと続いているようなたたずまい。
たくさんの水をたたえて、静かで独特の雰囲気です。
前回なんにも知らないで
偶然見た只見川の川霧が忘れられないでまたきました。
夕方と夜のまん中の
激しい雷雨のあと。
日が落ちたばかりのうっすら青白い只見川は、
川からもくもく上がる霧に包まれて、水面が見えませんでした。
日本昔話なら、完全にお化けか妖怪が出てくる場面です。
そんな妖しい風景が、大きな只見川のこちら側から向こう岸まで、
上流のほうからずっと、長さ何キロも続いているのだから
途中から夢の中にいるみたいな、雲の上か、
いつ妖怪に喰われるかみたいな気分で変な汗が出ました。
今日は写真を撮るために、車から降りて川のほとりに立ってみたけれど
将軍杉を見たときと同じようなこわさで、おしりのあたりがぞわぞわしました。
やっぱり美しい川でした。
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